The Green Grid 日本支部は6月9日、日本国内のデータセンターを対象に、資源効率の向上に取り組む団体/企業を評価/表彰する「グリーン・グリッド データセンター・アワード 2011」を開催すると発表した。

The Green Gridは、データセンターおよびビジネス・コンピューティング全般で使用される資源の効率化に取り組むワールドワイドのコンソーシアム。特定企業の製品あるいはソリューションを推奨するのではなく、データセンターにおける資源の効率の改善に必要なベストプラクティス、指標および技術を業界全体の視点から提供することを目指している。

アワードは、2010年12月1日以前から日本国内でデータセンターを運用している団体/企業が対象。応募のあった企業/団体の中から、最優秀賞、優秀賞、特別賞が選ばれる。選考は、PUEやDCiEなどのエネルギー効率の絶対値ではなく、エネルギー効率化に対する取り組みや指標改善の継続性など、改善活動を主眼において行われる。評価基準としては、「定量化」、「目標設定と計画性」、「継続性」、「社会貢献性」、「独創性」の5項目が挙げられている。

アワードへの応募は、6月13日より専用サイトから行える。応募期間は9月16日まで。選考結果は10月に発表される予定。

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