Cadence Design Systems子会社のChipEstimate.comは、5月18日(米国時間)、同サイトの日本語版「ChipEstimate.jp」を開設したことを発表した。

ChipEstimate.jpを使用することで、日本のIC設計者は、サードパーティが提供するIPを日本語メニューなどにより評価、探索でき、200社を超すIPサプライヤとファウンドリが構成するエコシステムへのアクセスが可能となる。

「ChipEstimate.jp」のサイトトップのスクリーンショット

また、同日本語サイトにより、日本のIPサプライヤはChipEstimate.comへの加盟が容易になるほか、3万人を超す世界のChipEstimate.comユーザー・コミュニティにアクセスすることができるようになるという。

日本語のメニュー、ナビゲーション・リンク、ボタンなどを備えており、ユーザーは、機能、品質、およびプロセス・ノードなどの様々な基準によりIPを検索することが可能なほか、データシート、技術情報、ホワイトペーパー、およびビデオなどのリンク先から、IPに関する詳細情報を探索することが可能となる。

さらに、ユーザーは関心のあるIPを選択し、見積りツールを活用することで、チップ・サイズ、消費電力、IC コストなどチップ設計における主要な測定値を見積もることも可能だという。