アドビ システムズは4月27日、サイバーエージェントの携帯電話向けサービス「Amebaモバイル」に、分析ツール「Adobe SiteCatalyst for Mobile, powered by Omniture」が導入されたことを発表した。

サイバーエージェントは、会員セグメント分析とサイト内動線把握による顧客の属性とニーズを効率的に分析することを目的として同ツールを導入。デジタルアナリティクス機能を活用するためにアドビ システムズのコンサルティングサービスも利用するという。

サイバーエージェントは、「Adobe SiteCatalyst for Mobile, powered by Omniture」によって「Amebaモバイル」のサイトのデータと他のシステムやデータベースとの連携を行い、顧客属性別の動向分析や顧客の嗜好にあわせたゲームコンテンツの提供を展開する。

「Adobe SiteCatalyst for Mobile, powered by Omniture」はWebサーバやシステム環境に依存せず、XMLAPI(または言語ライブラリ)による計測方法となるため、制約事項を最小限に抑えた上での計測が可能になるとされている。

今後サイバーエージェントは、スマートフォン向けのサイトの情報解析も開始する予定だという。