アイシェアは4月4日、20代から40代のネットユーザー男女1,697名(被災地域を除く)を対象に実施した節電に関する調査の結果を発表した。回答者のうち、計画停電地域の在住者は25.0%、対象地域外の在住者は75.0%。

3月14日に計画停電が開始される前から節電に気を使って生活していたかを尋ねたところ、「していた」という回答は全体の56.3%、「していない」という回答は43.7%だった。節電の実施率は20代で41.0%だったが、30代では54.1%、40代では59.5%と年代が上に行くほど高い。

これに対し、3月14日以降に節電を「している」と回答した人は全体の73.2%だった。男性は68.1%だったが、女性は78.7%と10.6ポイントも高い。こちらも年代が上がるほど実施率が高く、20代は59.0%のところ、30代は70.6%、40代は76.8%に上っている。また、自宅が計画停電地域外でも節電を「している」人が67.2%いることがわかった。

具体的な節電方法は、「照明をこまめに消す」が80.8%でトップだった。これに、「暖房をなるべく使用しない(68.2%)」「厚着をする(54.0%)」「不要な電化製品のコンセントを抜く(47.5%)」「電化製品をなるべく使用しない(45.5%)」などが続いた(複数回答)。

計画停電以降の節電実施率は男性よりも女性のほうが高かったが、節電内容でもすべての項目で男性を上回っていた。

3月14日の計画停電の開始以降、節電をしているか? 資料:アイシェア