ディズニー長編アニメーション作品として、50作目となる映画『塔の上のラプンツェル』。本作は1作目となった映画『白雪姫』(1937)同様、グリム童話を題材とした作品だ。これまでの"ディズニーアニメーション"の作風を踏襲しつつも、キャラクター設定など、細部において現代風にアレンジされている。そんな本作を監督した、ネイサン・グレノ氏とバイロン・ハワード氏に話を聞いた。

バイロン・ハワード(写真左)
ディズニーのベテラン・アニメーターであるフランク・トーマスらの指導を受け、映画『ポカホンタス』(1995)では仕上げを、『ムーラン』(1998)ではアニメーター、『リロ&スティッチ』(2002)と『ブラザー・ベア』(2003)ではスーパーバイジング・アニメーターを務めたほか、キャラクター・デザインも手がけた。『ボルト』(2008)にて、長編アニメーション映画監督デビューを果たす
ネイサン・グレノ(写真右)
『ムーラン』の仕上げアニメーション・アーティストとしてキャリアをスタート。『ブラザー・ベア』(2003)のストーリーを手掛け、『ルイスと未来泥棒』(2007)では脚本、ストーリー・アーティスト、声優を務める。『ボルト』では、ストーリー部門のヘッドを担当。『ボルト』のブルーレイ/DVDに収録された短編映画『ライノ!』にて監督デビュー

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