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WebGL is a cross-platform, royalty-free web standard for a low-level 3D graphics API based on OpenGL ES 2.0 |
Khronosは3月3日(米国時間)、WebGLの初のメジャーリリースとなるWebGL 1.0を公開した。
WebGL 1.0はOpenGL ES 2.0のAPIをJavaScriptから利用できるようにするAPI。プラグインをインストールすることなくブラウザのみでグラフィックアクセラレータの機能を活用した3Dレンダリングが可能になる。Apple、Google、Mozilla、Operaがすでに対応を実施している。
ブラウザで3Dレンダリングを実施する方法はいくつかある。これまではプラグインをインストールして利用するというのが一般的な方法だったが、よりオープンでかつブラウザ互換性の高い方法が求められていた。ブラウザベンダがそれぞれ別の取り組みを進めていたが、最終的にはWebGLを採用する方針にまとまりつつあった。
プレスリリースにはサポートしているブラウザベンダの名前にMicrosoftは含まれていない。しかしMicrosoftはIE9でオープンスタンダードのサポートを積極的に進めており、いずれはWebGLのサポートも実施されることになるのではないかとみられる。