日立製作所は2月9日、クラウドソリューション「Harmonious Cloud」のSaaSメニューの1つである「情報共有基盤サービス -コラボレーション機能-」が、東京ガスに採用されたと発表した。
同サービスの導入は、日立と東京ガスグループの情報システム企業であるティージー情報ネットワークが共同で行い、2010年11月から段階的にサービス提供を開始している。 今後、2011年4月初めから、東京ガスならびにティージー情報ネットワークの社員合計1万2,000人を対象にした本格サービス提供を予定している。
「情報共有基盤サービス-コラボレーション機能-」は、同社のグループウェア「GroupmaxCollaboration」をSaaS形態で提供するもの。東京ガスでは、ポータル、メール、スケジュール、電子会議室といった機能を利用する。
同サービスを提供するHarmonious Cloudセンターは、強固な地盤地域への直接基礎工法と免震装置を併用した堅牢性の高い構造物で、指静脈認証やICカードによる入退管理システムなどのセキュリティ対策がなされている。