マイクロソフトは11月17日、Windows ServerのNAS専用OSの最新版「Windows Storage Server 2008 R2」を搭載したアプライアンス製品がパートナー各社から12月中旬より順次提供されることを発表した。

Windows Storage Server 2008 R2の主な新機能としては、「Active Directoryのサポート」、「Hyper-V のサポート」、「管理機能の向上」、「省電力」がある。

Active Directoryのサポートにより、Microsoft Online Servicesとの同期ツールによる連携、Active Directory Federation Service(ADFS)を用いたSAMLとの連携によるシングルサインオンが可能になる。こうした連携を活用することで、パブリッククラウドとユーザー認証などの統合が実現される。

また、Hyper-Vの共有ディスク、ホットプラグ/ホットリムーブ機能をサポートするなど、プライベートクラウドへの対応も強化されている。

Windows Storage Server 2008 R2ソリューションのパートナーには、アイ・オー・データ機器、NEC、日本ヒューレット・パッカード、ニューテック、バイオス、バッファロー、ファナティック、ぷらっとホーム、ロジテックの9社が名乗りを上げている。