12歳、Firefoxバグ発見で3,000ドル

Mozilla Links、Firefox security bounty hunting at 12において、米国在住で12歳のAlex Miller氏がFirefoxのセキュリティ問題を発見したとして、賞金となる3,000米ドルを獲得したことが報告されている。発見したセキュリティ問題に関する詳細は発表されていない。次のメンテナンスアップグレードとなるFirefox 3.6.12で修正される見通し。

Mozillaは2004年にFirefoxなどのプロダクトのセキュリティを強化する目的でMozilla Security Bug Bounty Programを開始。セキュリティ問題の発見者に500米ドルを賞金として支払うとしていた。さらにMozillaは7月15日(米国時間)、賞金額を500米ドルから3,000米ドルへと引き上げたことを発表している。

賞金額を引き上げた背景には、セキュリティ問題の発見に取り組む研究者などに経済的な支援を実施する目的と、適切な手段を踏んでこうしたセキュリティ問題を公開する手続きを進めやすくする狙いがある。