大日本印刷は10月22日、同社の社員約2万5000名を対象として、eラーニングによる生物多様性保全に関する研修を実施すると発表した。

同社は今年3月に「DNPグループ生物多様性宣言」を制定。事業全般において環境に配慮するとともに、取引先との生物多様性保全に関する認識の共有を推進しているという。

このような背景をベースに、このほど同社は社員が生物多様性保全について具体的に理解できるようにするための学習プログラムを作成。イントラネット上でのeラーニングによって研修を実施できるようにした。

同社はこの研修を今年度中に完了させるほか、森林管理のための間伐材の利用促進や森林認証推奨紙を顧客に提案するといった活動を行い、生物多様性への影響を配慮した事業活動を展開していくとしている。