凸版印刷とソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイルの3社は10月6日、スマートフォンやタブレット端末を活用した法人向けサービスの提供に関して提携したことを発表した。

今回の3社による提携は、コンサルティング業務から端末の販売・保守管理に至る、サービス全体を(凸版印刷が)ワンストップで提供することが目的とされている。

スマートフォンやタブレット端末などの多機能端末の普及拡大に伴い、ビジネス利用を前提とした各種ソリューションの開発などが進んでいるが、一方で、「どのように活用したらいいのかわからない」「システム開発や多機能端末の確保・保守など作業負荷が高い」「納入に時間がかかる」といった要素が導入のハードルとなっており、このような状況が今回の提携の背景にあるとされる。

凸版印刷は企画立案から業務効率化、販促ソリューションなどの提供を行うほか、ソフトバンクテレコム、ソフトバンクモバイルと提携することで端末の販売、保守管理も担当する。

凸版印刷はこれを機に、法人向けサービスの営業強化を図るとしている。