NECは9月13日、広告の申し込み・入稿から配信実績までと広告配信に関する全工程をWeb上で統合的に管理するシステム「AdComposer」の販売を開始した。同製品は、デジタルサイネージを活用した広告配信を効果的に実現するもの。

AdComposerの操作画面

広告主は、同製品を用いて事前に登録した広告コンテンツ・配信日時・配信するディスプレイの場所などをWeb上で選択することで、効率的かつ手軽に広告配信が可能となり、配信後にその実績や効果を確認できる。

また同製品は、視聴者の年齢層や性別に加え、滞留時間やディスプレイとの距離などからコンテンツへの興味の度合いを測定・収集できる視認効果測定システムと連携することで、広告ターゲットの属性に応じた配信場所を選択できる。

加えて、同製品はケイ・オプティコムが大阪市内中之島地区で実施予定のネットワークから配信システム、端末まで一括して提供するデジタルサイネージプラットフォームの実証実験に採用されることが決定している。

NECは同実証実験に対し、同製品のほか、、デジタルサイネージサービス「PanelDirector」なども提供している。