スミセイ情報システムとNECは7月23日、金融機関向けのクラウドサービス事業で協業すると発表。第一弾として、資産運用システムを住友生命保険(以下、住友生命)に提供し、来年の9月から稼働を開始する。

スミセイ情報システムは、これまで同社が住友生命に提供してきた資産運用システムを、NECのデータセンターを利用してクラウド化する。これによって住友生命は、同システムの運用コストについて5年間で約40%の削減を見込む。

両社は「クラウド指向のシステムサービス活用に対する関心が急速に高まっている」とし、今後は金融機関向けのクラウドサービスの提供範囲を拡大する。