パナソニックは6月3日、3D事業の拡大・発展を加速するため「パナソニック3Dイノベーションセンター」を設立したことを発表した。同センターはAVCネットワークスの傘下に設置され、本格稼働は7月21日に開始される予定。

同センターは3D事業に取り組む顧客のコンタクト窓口となる組織で、社内リソースの整備と体制構築を行い、顧客に対してコンテンツ制作から機器ソリューションまでのトータル・ソリューションを提供する。また、3Dコンテンツの制作・配信・視聴のワークフローも提供する。

同センターはAVCネットワークス傘下に設置し、所長は同社のテレビビジネスユニット・マーケティング統括センター所長の藤井正義氏が兼務する。

取り組みの一環として、6月4日から日本におけるブルーレイディスクのオーサリング拠点「パナソニックオーサリングセンター六本木」が、Blu-ray3Dタイトルのオーサリングサービスを開始するほか、映像制作者を対象に、3D映像制作の基礎から応用まで解説するセミナー「Panasonic 3Dカメラ(AG-3DA1)セミナー2010」を6月から開催する。