ユーザ間コミュニケーションが楽しめるソーシャルフォトサービス「mixiフォト」。友人の「イイネ!」写真を見て楽しむということも

ミクシィは3日、ソーシャルフォトコミュニケーションサービス『mixiフォト』を開始した。写真を一枚単位で手軽に共有でき、「イイネ!」やコメントを付けることで写真ベースの交流が楽しめる。従来のフォト機能と同様にアルバムも利用できる。

mixiフォトは、マイミクシィ(マイミク)など友人間で写真を共有することを目的としたサービス。誰かに見せたい写真があれば、一枚単位で手軽に公開でき、他のユーザはその写真に対して「イイネ!」ボタンで評価したり、コメントを残したりすることができる。「呑み会の写真など、いままでデジカメや携帯電話の中にしまってあったものを、ソーシャルグラフを用いてソーシャルコミュニケーション上にのせてあげたい」(開発チーム・井上恭輔氏)。公開範囲は詳細に指定できるほか、"合い言葉"による閲覧制限も可能になっている。公開写真は、「フォトビューモード」を使うことで、フルスクリーン表示や拡大・縮小などを自在に操作できるようにもなる。

携帯電話ユーザについては、メール、iアプリ、S!アプリを利用した写真投稿を順次提供。スマートフォン向け「mixi Touch」での利用については今後対応の予定としている。また、mixiアプリでフォトAPIを利用することも可能になる。

「フォトビューモード」では写真をより柔軟な形で楽しめる

携帯電話からの利用例(クリックで全体表示)

写真の保存容量は無制限、過度なアップロード量には制限を設けるとしているが、「1枚2MBなら2,200枚はアップロードできる。普通の生活で一カ月間に撮影した写真をすべて投稿しても問題ない」(井上氏)。なお、mixiフォトにアップロードした写真は、最大サイズが1,024×768ピクセルに変換される。

mixiフォトは「バックエンドからフロントエンドまで、すべてのコードを書き直した」(井上氏)もので、従来のフォトアルバムとは別のサービスとなる。今後mixiの写真機能はmixiフォトに移行していくとしており、既存のフォトアルバムの写真については、mixiフォトへ写真をインポートする移行サービスが提供される(過去のフォトアルバムも閲覧可能)。