日本アイ・ビー・エムは5月17日、顧客がパブリック・クラウドで利用されるIT資源の稼働状況やパフォーマンスを監視できる機能を提供するサービス「IBM Tivoli Live - モニタリング・サービス」を発表した。同サービスの提供は7月1日に開始される予定。

同サービスでは、こうしたWeb経由でパブリッククラウドで用いられているOS、仮想サーバ、アプリケーション、ハードウェアを監視することができる。対応可能なリソースは、OSがWindows、AIX、Linux、SolarisHP-UX、仮想サーバがVMware、Citrix、Virtual Server、データベースがDB2とOracle。加えて、顧客が指定した条件に基づき、メールによる通報機能が提供される。

IBM Tivoli Live - モニタリング・サービスの例

同サービスの料金体系は監視対象となるIT資源の数に応じた従量制で1つの対象当たり月額6,000円(税別)となっているほか、環境を準備するための初期費用として89万3,000円が必要。監視対象の最小構成は25個、最大構成は500個となっている。