CompTIA日本支局は5月13日、2010年4月30日より、新たな認定試験として「CompTIA Strata」シリーズの日本語試験の配信が開始されたことを発表した。

従来のCompTIA認定資格がITエンジニアを中心にスキルセットが設定されていたのに対し、同シリーズはこれからIT業界に就職を希望する学生を対象にスキルセットが設定されている。先行配信されている英国では、政府やオックスフォード大学、ケンブリッジ大学などと協力し、学生の業務レベルでのITスキル向上に活用されている。

今回、配信される同シリーズの認定試験は、「CompTIA Strata IT Fundamentals」と「CompTIA Strata IT for Sales」の2種類。

CompTIA Strata IT Fundamentalsでは、PCコンポーネンツの識別や利用用途の理解、各種設定、ソフトウェアインストールの実行、互換性により発生する障害の特定、セキュリティリスクの認識および予防などが出題される。試験時間は60分、問題数が70問、受験料は9,290円(税込、会員割引あり)となっている。

CompTIA Strata IT for Salesでは、有効なコミュニケーションスキルを使用しプロ意識を持った顧客とのコミュニケーション、ユーザーのIT環境の特定、顧客からの要求に適したソリューションの提供、セールス過程における技術スタッフとの調整などに関する知識が出題される。試験時間は60分、問題数は50問、受験料は9,290円(税込、会員割引あり)となっている。