富士通は4月20日、財務情報を作成・流通・利用するための標準化言語XBRL(eXtensible Business Reporting Language)対応ソフト最新版「Interstage XWand V11」を、全世界で販売開始した。

最新版では複数企業や複数期の財務情報を比較表示する「ダッシュボード機能」が提供されるほか、Microsoft Wordで作成された文書をXBRL形式に変換する「Word連携機能」を搭載。また、米国証券取引委員会(SEC)への文書提出ルール(EDGAR Filter Manual)の検証があらかじめ定義されていることなどによって、効率的な監査・検証作業が行えるという。

「Interstage XWand V11」を構成する製品と販売価格(税別)は以下の通り。出荷時期はいずれも2010年6月末~となっている。

「Interstage XWand Runtime V11」
販売価格 10万円/ユーザー~
(実行環境用ソフトウェア)
動作保証OS: Windows Server 2008/2003

「Interstage XWand Toolkit V11」(指名ユーザライセンス)
販売価格 30万円
(XBRLツールキット)
動作保証OS: Windows 7/Vista/XP

「Interstage XWand Application Developer V11」(指名ユーザライセンス)
販売価格 50万円
(開発用ソフトウェア)
動作保証OS: Windows 7/Vista/XP

各国のXBRL導入状況