毎日コミュニケーションズは、「Adobe Flash」のガイドブック「Flashクリエイターになるための教科書」を発売した。
同書籍では、「Flashの主要機能を覚える」事ではなく、「Flashを使って自分ならではの作品を作れるようになる」という事に主眼が置かれている。「PART1 Flashを知る」(総論)、「PART2 Flashを学ぶ」(知識編)、「PART3 Flashで作る」(演習編)の全3部構成で、「PART2 Flashを学ぶ」では、ActionScript 3.0とFlashに関して精選して解説されている。「Flashの基本」、「Flashによる表現」、「ActionScriptの考え方」、「プログラミング基本」、「プログラミング応用」の5章に分け、それぞれ重要な項目をリファレンス的に簡潔にかつビジュアルを多用し解説。関連項目への参照も豊富で、よりFlashに関して理解を深めることができる。
「PART3 Flashで作る」ではアニメーションを使った基本的な作例から、サイトのメニューやプリロードといったWebサイトの演出に使えるもの、マウスインタラクション、フォトビューワーやウェブカメラと組み合わせたWebコンテンツ的なものまで、8つのサンプルが用意されている。サンプルの構造を掴んでから実制作に入る構造となっており、Flashのテクニックと共に、Flashコンテンツの設計から実装までのノウハウも学習できる。サンプルファイルはサイトからダウンロード可能。