キューアンドエーとラックは2月2日、コールセンター業務に必要なセキュリティに関する知識を習得できる「情報セキュリティ教育コース」を共同開発し、eラーニング形式で提供を開始した。

コールセンターの従業員は個人情報などのさまざまな機密情報を取り扱うことが多く、一定レベルのセキュリティ知識の習得が求められる。一方、コールセンターでは、正社員や派遣社員など、さまざまな雇用形態の従業員が働いており、正社員向けの教育をすべての従業員に行うにはコストと時間がかかり難しいなどの課題がある。

両社はこうした課題を解決すべく、時間や場所に縛られずに受講ができるeラーニング形式で、セキュリティ教育を低価格で提供する。

同コースはWebに接続可能なPCさえあればWebブラウザを介してどこからでも利用することができ、1名から利用可能だ。コースの最後に確認テストを受けることで、効果測定も行える。

コースカリキュラムは、「身近なセキュリティ対策 」「身近なセキュリティ対策 」「自分を守るセキュリティ対策 」「個人情報保護とは?」「理解度チェックテスト」の5講座から構成される。各講座はeラーニングが60分、問題と解説が30分の計90分の構成となっている。

価格は1人当たり5,000円(税別)で、60日の有効期限が設けられている。

情報セキュリティ教育コースの操作画面