京セラは1月26日、九州電力が新設し、2010年11月より運転開始予定の「メガソーラー大牟田発電所」へ、西日本プラント工業が納入する太陽電池モジュール3MW分を供給することを発表した。

敷地面積約80,000平方メートルの同発電所建設予定地には、今年4月から順次、太陽電池モジュールが設置される予定だ。同システム稼働時の年間発電電力量(約320万kWh)は、一般家庭の昼間の年間消費電力量に換算すると約2,200世帯分に相当し、年間で約1,200tのCO2排出を抑制できる見込み。

メガソーラー大牟田発電所の完成イメージ

京セラは中部国際空港セントレア(240kW)、100ヵ所以上のイオンのショッピングセンター(設置合計約8.7MW)など、国内の公共・産業施設に数多くの設置導入実績を有し、その累積設置容量シェアは国内有数だ。

メガソーラーにおいては、国内の先駆けとして、2005年に東京都水道局朝霞浄水場の1.2MWシステム向けに太陽電池モジュールを納入したほか、海外でも昨年末までにスペイン国内3ヵ所の太陽光発電所向けに合計53.1MW分の太陽電池モジュールを供給している。