日本ユニシスは12月4日、企業の知的財産を扱う人材(知財人材)の育成活動を支援する「法人向け 人材スキルマネジメントICTサービス」の販売を開始した。同サービスは、同社の知的財産関連のコンテンツを提供する知財力UPサイト「iPowerStation」で提供される。
同サービスでは、実務に合わせたスキル領域の選定、対象者の役割に合わせた目標レベルの定義など、経営戦略に応じた企業独自の人材モデルを簡単に設定することができる。経済産業省の知財人材スキル標準を採用しているので、53スキル領域×5段階目標レベルが利用可能。
また、能力と経験という2種の客観的指標を用いて、現状把握と将来性を含め知的人材の評価が行える。指標となる知財人材スキル標準は、多数の企業の意見が盛り込まれた、知財人材に重要な要素が定義されている。
スキルデータはCSV形式によるダウンロードに加えて、報告資料として利用可能な「分析シナリオ」レポートとして提供される。分析シナリオは目標達成度や育成効果などのスキルデータ活用の目的に合致しており、最適なデータ分析を行って人材投資に活用することができる。
同サービスは同社のクラウド型iDC基盤上に構成したSaaSアプリケーションで提供され、料金体系は「企業管理機能の基本料金」と「ID課金」から構成される定額制となっている。