独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は10月26日、「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー 2009」の受賞プロダクトを発表した。

ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーは、「ソフトウェアの開発意欲を高め、良質なソフトウェア製品の供給の充実及び市場の拡大を促進する」ことを目的として、平成元年に開始された表彰制度。今年で21回目となる。

今年度の応募件数は26。その中から、次の4プロダクトが選ばれた。

受賞プロダクト 開発元
デジタル画像色解析システム「Feelimage Analyzer」 ビバコンピュータ(代表取締役社長 西淳一郎)
仮想メカトロニクス・シミュレータ「Vmech Simulator」 インターデザイン・テクノロジー(代表取締役社長 近藤浩一)
SaaS・ASP型 勤怠管理システム「バイバイ タイムカード」 ネオレックス(取締役社長 駒井拓央)
「Link Knowledge」(リンクナレッジ) 三三(代表取締役社長 寺田 親弘)

なお、今年度のソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーグランプリは選出なし。

受賞プロダクトは、10月29日に明治記念館にて開催される「IPA Forum 2009」で表彰される。開発元には、表彰状および記念品が贈呈されるほか、「SPOTY(Software Product Of The Year)」受賞マークの使用権利などが与えられる。