日本エイサーは、投写方式にDLP方式を採用したデータプロジェクタ「X1161」「X1130P」「H5360」を発表した。発売は前2モデルはすでに開始されており、H5360のみ10月下旬より販売開始。店頭予想価格は前2モデルが60,000円前後で、H5360のみ90,000円前後となる。

X1161

X1161

A4サイズに隠れる大きさながら、洗練された高級感のある光沢表面処理が施されているモデル。映像のクオリティを高めるDLPテクノロジーとエイサーオリジナルのカラーブーストIIテクノロジーにより、原色はより明るく鮮明に、肌色や白はより自然な色合いで再現してくれる。

eViewマネジメントという機能により、利用環境や投写内容によって映像の品質を6つのモードから選択することが可能。さらに、eTimerマネジメント機能により、投写画面上にカウントダウンタイマーを表示して管理することもできる。

脱着式のリモコンが付属するのだが、これは操作性の向上に役立つだけではなく、リモコンが装着されていないと電源の立ち上げもできなくなるというセキュリティスイッチとしての使用もできる。さらに、管理者用パスワード、利用者用パスワードの設定を簡単に行える。

主な仕様としては、画素数は800×600ドット、入力解像度は最大で1,920×1,080ドット、入力信号方式はNTSC/PAL/SECAM/HDTV/EDTV/SDTVとなる。アスペクト比は16:9と4:3、コントラスト比は4,000:1、輝度は2,500lm。投写画面サイズは23~300インチ、投写距離は1.0~11.9mとなる。

映像入力端子はD-Sub15ピン、コンポジット、Sビデオ。制御入出力端子はUSB。サイズはW268×D192×80mm、重量は2.2kg。

X1130P

X1130P

X1161と同様、DLPテクノロジーとエイサーオリジナルのカラーブーストIIテクノロジーにより、美しい色合いで映像を映し出してくれる。

さらに、前モデルより機能をグレードアップ。出力解像度をSVGAに、コントラスト比を3,000:1に、輝度を2,500lmにしたモデル。eViewマネジメント機能に加え、電源オフ後にアイドル時間なしで電源ケーブルを抜くことができるインスタントパック機能、電源オン時にパスワード入力制限をかけるPINセキュリティ機能などを搭載する。

エコモードを搭載しており、消費電力の削減以外にも、光源ランプ消耗の削減、発生ノイズの低減を行うことができる。

主な仕様としては、画素数は800×600ドット、入力信号は最大で1,920×1,080ドット、入力信号方式はNTSC/PAL/SECAM/HDTV/EDTV/SDTVとなる。アスペクト比は16:9と4:3、コントラスト比は3,000:1、輝度は2,500lm。投写画面サイズは29~300インチ、投写距離は1.2~11.3mとなる。

映像入力端子はD-Sub15ピン、コンポジット、Sビデオ。制御入出力端子はRS232。サイズはW264×D225×H95mmで、重量は2.3kg。

H5360

H5360

ホームシアターに最適な、アスペクト比16:9のワイドフォーマットに対応したモデル。映像を精細かつ鮮明に表示するDLP Brilliant Collarテクノロジーに加え、エイサー独自のカラーブーストIIテクノロジーを搭載。RGBを忠実に再現しつつ、さらにCMY(思案、マゼンタ、イエロー)の色再現領域を拡張することで、より鮮明な原色、自然な肌色、白色を表現することができるようになっている。

入力端子にHDMIを備えているのも特長だ。

主な仕様としては、画素数は1,280×720ドット、入力信号は最大で1,920×1,080ドット、入力信号方式はNTSC/PAL/SECAM/HDTV/EDTV/SDTVとなる。アスペクト比は16:9と4:3、コントラスト比は3,000:1、輝度は2,500lm。投写画面サイズは27~300インチ、投写距離は1.0~10.3mとなる。

映像入力端子はD-Sub15ピン、コンポジット、Sビデオ、コンポーネント、HDMI、PCオーディオ。制御入出力端子はRS232。サイズはW268×D192×H80mmで、重量は2.2kg。