マイクロソフトは、従業員が25人以下の中小規模の Web開発会社を包括的に支援し、ビジネスを活性化することを目的とした「Microsoft WebsiteSpark」を10月5日より開始すると発表した。

このプログラムでは、Web開発会社に、Web開発に必要なマイクロソフトのソフトウェアソリューション、技術情報およびサポートなどを3年間無償で提供する。

あわせて、Web システムの構築・展開を容易にするツールWeb Platform Installer 2.0およびWindows Web Application Gallery 2.0を「マイクロソフト Web プラットフォーム ポータル」より提供する。

特典しては、マイクロソフトのWeb開発ツールやデザインツールであるVisual Studio 2008 Professional Editionを3ユーザーライセンス、Expression Studio 3を1ユーザーライセンス、Expression Web 3を2ユーザー ライセンス提供するほか、検証、デモンストレーション用途で利用できるサーバー製品として、Windows Web Server 2008を3ライセンス、SQL Server 2008 Web Editionを3ライセンス提供する。

また、WebsiteSparkに含まれる製品に関する技術サポート(10月20日より提供)、2インシデントを参加期間中提供する。

参加要件としては、

・Web 制作や開発業務を主なビジネスとしていること
・従業員数が25名以下であること
・Windows プラットフォームを用いた新しいドメインのWeb サイトの開発を積極的に推進すること(6カ月以内に1サイト以上構築)

の3つを挙げている。