ソニーが2010年末までに3D表示が可能な液晶TVの発売を計画している。米Wall Street Journalが9月2日(現地時間)に関係者の話として伝えている。大手TVメーカーとしてはパナソニックをはじめ、韓国のSamsungやLG Electronicsらが3D表示に対応したTVの発売計画をすでに表明しており、ソニーの動きはこれに追随したものとなる。
米国ではここ数年3D制作の映画が急増しており、3D表示に対応した映画館のスクリーン数も年内には5,000に達すると言われている。家庭向けのコンテンツや再生機器も急ピッチで準備が進んでおり、来年以降の目玉技術となる可能性を秘めている。一方でTV業界は大型スクリーンやデジタル対応に対する需要が一巡し、そこに金融危機に端を発する経済不況が追い打ちをかけるなど、厳しい状況が続いている。TV事業で赤字を計上し続けるソニーも例外ではなく、3D-TV市場への参入はこの打開策となるかもしれない。WSJによれば、来週ドイツのベルリンで開催される家電イベントのIFAでソニーが正式発表を行う可能性があると指摘している。