「Ultrastar A7K2000」

日立グローバルストレージテクノロジーズは11日、サーバ向け3.5インチSATA HDDの新製品として、回転数7,200rpmで記憶容量2TBを実現した「Ultrastar A7K2000」の出荷を開始したと発表した。

連続稼動用途を念頭に設計および試験を行っており、MTBFは120万時間。製品保証は5年間。容量別に2TB/1TB/500GBモデルをラインナップする。1TB/500GBモデルは本四半期中(7-9月)の出荷開始を予定している。

インタフェースはSATA 3Gb/s。バッファ容量は32MB。本体サイズはW101.6×D146.0×H26.1mm。従来製品の「Ultrastar A7K1000」と比較して、データ転送を約155%高速化しているとされ、サステインデータ転送速度は134MB/s。消費電力の効率も、同従来製品比で約120%改善したといい、2TBモデルで動作時最大11.1W、アイドル時5.6W。