クォークジャパンのWebサイトより

クォークジャパンは、「QuarkXPress 8」発売後に初めてとなるメジャーアップデート、バージョン8.1の無償リリースを開始。同時に、エル・シー・エスのXTensions「OCF2OTF」の提供も行っている。

2008年の7月に発売されたQuarkXPress 8。これまでにも8.01、8.02とマイナーアップデートがなされてきたが、発売後初めてとなるメジャーアップデート、バージョン8.1の無償リリースさが開始された。

今回のアップデートでは、数百におよぶ不具合の修正に加えて、多くの機能拡張が図られており、なかでも透明効果が適用されたオブジェクトを、PDF最終出力に平滑化(分割・統合)せず出力できるといった、スピーディーかつフレキシブルなPDF出力機能やPDFレイヤー機能に加えて、キーボード併用で高精度になったドラッグ&ドロップ機能、新スペルチェック機能など多数。なお、60日間のフリートライアル版もバージョン8.1へとアップデートされている。

同時に、QuarkXPressの機能拡張アドオンであるXTensionsとしてエル・シー・エスの「OCF2OTF」を無償配布も開始。同XTensionsは、OS9環境や、旧バージョンからQuarkXPress 8へ移行にともなう様々な作業を支援するツールで、OCF/CIDをOpenTypeに置換する際に、ビブロス外字も含め自動変換できるほか、画像に拡張子を付加するなど多数の機能を持つ。

アップデートの詳細はこちら、OCF2OTFの詳細はこちらより。