NTTPCコミュニケーションズは24日、同社が提供するホスティングサービス「WebARENA(ウェブアリーナ)」において、ECサイト構築のためのオープンソース「EC-CUBE」Ver.2の提供を同日開始すると発表した。

EC-CUBEは、日本発のECオープンソースとして2007年9月にリリース、カスタマイズの柔軟性や、分かりやすい管理画面のユーザーインタフェースにおいて高い評価を得ている。新しいECサイトの構築手法として順調に利用者を増やし、2009年3月末にはEC-CUBE運営ショップが3,500店舗を超えている。

今回NTTPCコミュニケーションズでは、EC-CUBEを提供するロックオンとホスティングパートナー契約を締結。「近年増加しているホスティングサービスにおけるECサイト構築のニーズに対応する」とし、ホスティングサービス「WebARENA」全プランにおいて、「EC-CUBE」Ver.2の標準対応を行い、無償で利用できるようにした。

NTTPCコミュニケーションズでは、「日本発のオープンソースのため、携帯電話でのECサイト構築に適しているほか、電子決済サービスとの連携もしやすいのが特徴となっている」と話している。