ニコンの子会社であるニコンシステムと富士通ビー・エス・シー(以下、富士通BSC)は6月30日、ニコン製デジタルカメラ向けファームウェアの開発を専門に行う合弁会社「ニコンイメージングシステムズ」の設立に合意し、8月から営業を開始すると発表した。

新会社では、ニコンおよびニコンシステムのメカトロニクス制御・映像処理技術と富士通BSCのソフトウェア開発に関する技術・ノウハウ・リソースを融合することで、プラットフォーム化を促進し、よりスピーディーかつ高品質なファームウェアの開発を目指す。

新会社の資本金は9,500万円で、出資比率はニコンシステムが70%で、富士通BSCが30%。代表者は築地利幸氏、従業員数は約100名となる。