AHSは26日、Silverlight作成ソフトウェア「frimo for Silverlight」(フリモ・フォー・シルバーライト)のダウンロード販売を、7月17日より開始すると発表した。同社によると、同製品はMicrosoft社外では初となるSilverlight作成ソフトウェアとのこと。ダウンロード版の価格は4,980円で、「Vector」「SOFTPLAZA」等のダウンロード販売サイトで取り扱う予定。

「frimo for Silverlight」は、手軽なインターフェイスで高いクオリティのFlashが作成できるという同社Flash作成ソフト「Frimo 3」と同じインターフェースを搭載。Flash作成と同じ感覚でSilverlightのコンテンツ作成が行えるほか、C#やJavaScriptによるのスクリプト記述にも対応する。また、Flash(swfSWF / FLV / flv)から利用可能な素材を解析して取り込む機能があるため、過去に作成したFlashコンテンツを元に、Silverlightコンテンツを短時間で作成できるとしている。

「frimo for Silverlight」のインターフェイス画面

同ソフトでは、Silverlight v2.0の作成が行えるほか、「Microsoft Expression Blend」フォーマットの出力をサポート。動作環境は、OSがWindows VistaもしくはWindows XP Home / Professionalで、いずれも32bit版にのみ対応。その他に、Direct X8以上、Windows Media Player 7.1以上、最新版のSilverlightアプリケーション、Microsoft .Net Framework3.5以上がインストールされた環境が必要となる。

なお、同社Flash作成ソフト「Frimo 3」の通常版初回限定パッケージ(価格は9,800円)にも、同ソフトが同梱される。