パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、最大2,000ヶ所まで対応可能な、企業の各拠点からエネルギー使用量を一括収集し、全体のエネルギー使用量を管理する「エコ見える化システム」を7月1日から受注すると発表した。

このシステムでは、多拠点のエネルギー使用量(電力/ガス等の流量等)を自動的に収集/管理する機能に加え、各拠点からwebブラウザ等でエネルギー使用量を手動入力/一括集計し、経済産業省への報告を容易にする帳票出力等を行う。

システム概要図

エコ見える化システムには、見える化を実現する「かんたんエコ」と、分析を行う「しっかりエコ」があり、パナソニック社製のネットワークカメラ・ネットワークディスクレコーダー(i-proシリーズ)との連携や、プラズマディスプレイなどを利用した映像・情報配信システムとの連携によりソリューションを提供する。

かんたんエコでは、リアルタイムにエネルギー使用量を把握するとともに、空調や照明、コンセントなどのカテゴリ別表示や時間別推移表示などさまざまな角度から見える化する。

カテゴリ別表示

時間別推移画面

しっかりエコでは、各拠点のエネルギー使用量を原単位(面積/人員あたりの使用量)で表示する機能、温度環境の快適性を表す指数「PMV」を用い、エアコンのムダ使いを把握できる機能などがある。

同社では、年間50セットの販売を予定している。価格はオープン価格となっている。