フェイス・ワンダワークスは、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」との共同プログラムを設立し、音楽とショートフィルムを融合させた映像コンテンツをネットで配信する事業を展開すると発表した。

同プログラムは、プロ・アマチュアの映像クリエイターが国内のレコードレーベルから提供された楽曲を使用し制作した「ミュージックショートフィルム」の作品を募集。応募作品から「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」内で2010年に新設される「Music Short クリエイティブ部門」において受賞作が発表され、後にデジタルコンテンツとして配信されることになっている。

ユーザは、既存の楽曲・プロモーションビデオとは違った、クリエイター制作による新しい映像を見ることができるだけではなく、クリエイターごとの異なる映像を楽しむことができる。また、レコード会社にとっては動画コンテンツの配信によって新たなプロモーション効果が期待できるうえに既存の楽曲配信とは違う収益も期待できる。さらに、アマチュアの映像クリエイターにとっても広く門戸が開かれるため、自らのプロモーションにも繋がり、収益の獲得が可能となるといった利点が見込めるとのこと。

今後のスケジュールは、8月に対象楽曲の発表、映像作品の応募が開始され、2010年1月に応募締切。6月の同映画祭で受賞作が発表された後、デジタルコンテンツとして配信される予定。

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」ホームページより(左)、アワードセレモニーの模様(右)