企業ユーザーから要望の多いセキュリティ強化への対応では、ポリシー設定によるメールの転送、印刷、コピーの禁止が行えるほか、タイトルに「社外秘」など特定の文字列が含まれる場合や外部ドメインのユーザーにメールを送信する場合など、指定した条件に合致する場合に警告メッセージを出力する「MailTips機能」が追加。また、承認を得てからでないと実際の送信が行えない「トランスポートルール」が実装される。
転送、印刷、コピーの禁止等は、マイクロソフトのOfficeドキュメントあれば、添付ファイルにも同じ条件が適用されるという。
ユーザーの利便性の向上では、ブラウザを利用したアクセスであるOutLook Web AccessがFirefoxやSafariでも可能になり、Macからのアクセスも可能になるほか、Exchange ActiveSyncに対応したiPhoneでも利用できる。また、振り分け後の異なったフォルダでも同じ内容のやり取りをスレッド化する会話ビュー、ユーザー自身でメーリングリストを作成できるなどのセルフサービス機能などが追加される予定だ。