資源・エネルギーの効率的利用や再利用などの技術を提供するイーアンドイープラニングは5月25日、今年4月より一部施行が始まった改正省エネ法に対応したエネルギー管理サービス「省エネ管太郎」を発表した。

同サービスは、事業所のエネルギー消費量の前年同月比較図、消費先別エネルギー消費割合などの分析データを可視化し、同法で提出が求められている各種書類の作成業務をサポートする。

同サービスでは、事業所はインターネットを介して、同社のサーバ上で建物概要、設備概要、エネルギー消費量データを集計・分析し、同社の統括責任者がその結果をインターネットを介して管理するというASP方式の運用形態が採用されている。

収集されたデータを基に、以下のような同法で提出が求められている書類やその原案を作成する機能が装備されている。

  • エネルギー使用状況届出書
    企業全体のエネルギー使用量を原油相当量に換算し、届出書原案を作成

  • 定期報告書
    事業者名、エネルギー使用量、原単位、CO2排出量等必要なデータ、指標を 記載

  • 中長期計画書
    事業所で簡易診断機能を用いて作成した省エネ対策から、統括責任者が採用する対策を選択し中長期計画原案を自動作成

利用料は、年間50万円の基本料金に管理する事業所の数に応じて支払う形態となっており、支社1社当たりの料金は1万円(金額はいずれも税抜)。