テレビ東京は、卓球をテーマにした30秒以内のCMを募集した「世界卓球CMアワード」の結果発表を行った。
世界卓球CMアワードには、50を超える作品が集まったという。テレビ東京の担当者は応募作品について「実写とCGの作品の割合は約半々でした。中には実写とCGをうまく融合させた作品もありました。応募者の多くは20~30代の方で、プロのクリエイターからの応募もありました」とコメントした。
また同アワードの審査委員長を務めた映像作家の真島理一郎は「1カ月という非常に短い募集期間であったにも関わらず、50作品を超えるクオリティの高い作品が集まり驚かされました。賞から漏れた作品の中にも、技術力のある、手間隙かけた作品や、素敵なアイデアの作品も数多く存在し、正直、賞を選ぶのが非常に難しかったところです。今回は、Webならではの、今までにない新しいCM作品を評価しようということで、クオリティではなく、オリジナリティを重視しました」と語った。
グランプリ作品は谺梢さんの「卓子の休日 "One weekend of takko-chan"」。真島監督はグランプリ作品に対し「絵本というフォーマットを使って見せた本作は、懐かしさ、暖かさを感じさせつつも、新しさがしっかり存在するオリジナリティある作品でした。卓球やCMに対するアプローチも他の作品とは全く異なり、多くの審査員から高い評価を得ました」とコメントした。受賞作品は以下の通り。