無料ブロードバンド放送「GyaO」を運営するGyaOは15日、ボストンの美術館から盗まれたフェルメールの『合奏』の行方を私立探偵ハロルド・スミスが追ったドキュメンタリー映画『消えたフェルメールを探して 絵画探偵ハロルド・スミス』の放送を開始したと発表した。
1990年春、米国ボストンにあるイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館に警察官を装った白人男性ふたりが侵入。レンブラントの『ガリラヤの海の嵐』、フェルメールの『合奏』を含む美術品13点が盗まれた。その総額は当時の5億ドルに相当。
これらの絵画には、500万ドルの懸賞金が賭けられたが、今なおその行方は不明のまま。GyaOでは今回、ロイズや各国の保険会社の代理人を務め美術品盗難の専門家でもある私立探偵ハロルド・スミスが、50年以上にわたって絵画の行方を追ったドキュメンタリー映画『消えたフェルメールを探して 絵画探偵ハロルド・スミス』の放送を15日正午から開始した。
事件を追うとそこには、悪名高き美術品泥棒、米国上院議員、元大統領の名前までが浮かんできた…。