警視庁と静岡県警の合同捜査本部は11日、交際クラブ会員をインターネットなどで募集した上、預託金と称して数百万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで指定暴力団稲川会系組員の34歳男ら男女15人を逮捕した。
警視庁によると男らは共謀の上、インターネットなどで「セレブな女性を紹介します。報酬も貰えます」などと交際クラブの会員を募集。応募した男性らに「交際が終われば必ず返しますので、預託金を納めて下さい」などとし、2007年~2008年にかけ、数百万円をだまし取った疑い。
容疑者は関東から九州など全国にまたがっており、警視庁組織犯罪対策第4課と池袋署など15の警察署、静岡県警捜査第4課と浜松中央署の合同捜査本部による捜査の結果、11日に15人を逮捕するに至った。