さくらインターネットは22日、自社データセンターにおける専用ホスティングのサーバ稼動数が、2009年3月末時点で1万台を突破したことを発表した。
同社は1997年6月に専用ホスティングの提供を開始。現在は大阪市本町・堂島、東京都池袋・東新宿・西新宿・代官山の6ヵ所のデータセンターで専用・共用ホスティングおよびハウジングサービスを提供している。サービス提供開始から12年目となる今年、専用ホスティングサービス「専用サーバ」「専用サーバ Platform」等におけるサーバ稼働数が3月末時点で1万268台となった。
今後も国内データセンターサービスの需要拡大が見込まれることから、同社では2009年2月にホスティング専用のデータセンターとして堂島データセンターを増床するなど施設の整備を実施。また、2003年より消費電力の削減と収容効率の改善に積極的に取り組み、自社開発によるブレードサーバ導入や、1/4Uサイズのサーバに省電力のインテル Atomプロセッサを採用するなど、サーバの消費電力や1ラックあたりのサーバ収容効率の改善を行ってきたという。
同社では今後も継続してホスティングサービスの拡充と、高品質・高コストパフォーマンスのサービス提供を目指すとしている。