NTTぷららは24日、現在提供中のメールサービスの保存容量や保存期間、セキュリティなどをより強化した「プレミアムメール(仮称)」の試験提供を開始したと発表した。試験サービスの実施期間は2009年3月24日~2009年6月23日となっている。
「プレミアムメール(仮称)」は、現状のメールボックス(容量5,000通、メール保存期間1カ月)の機能を大幅に拡張。容量を2GBに、メール保存期間を無期限にする。
また、メール受信プロトコルに「IMAP(※)4」を利用することで、メールをサーバ上に残したまま管理が可能。複数の端末から同じようにメールを見ることができる。
※ Internet Message Access Protocolの略。メールを受信するためのプロトコルの1つで、メールを個々の端末にダウンロードすることなく、サーバに保存したまま未読・既読状態やフォルダの構成を一元的に管理することができる。
セキュリティ面では、メール通信経路の暗号化を行う「SMTP over SSL」「POP over SSL」を標準提供して機能を強化。上記IMAP4についても、通信経路を暗号化した「IMAP over SSL」を標準提供する。
さらに、Webメールの機能も向上。現状の「ぷららWebメール」よりもフォルダ作成可能数を拡大、メール検索機能などを向上させる。
試験サービス提供は、「ぷららライト会員」を除く、インターネット接続サービス「ぷらら」個人会員が対象。2009年3月24日~2009年6月23日の試験サービス期間中は、希望者に無料で提供する。
NTTぷららでは、「アンケートによる意見を参考に、本格提供に向けさらなるサービス改善を図っていく」としている。
試験サービスの申込みはこちらから(設備上の都合により、試験サービス期間中でも受付を終了する場合あり)。