朝日新聞社は16日、動画共有サイト「YouTube」において、朝日新聞社提供の動画が視聴できる専門チャンネル「Channel ASAHI」を開設したと発表した。日本国内の全国紙が同サイトのパートナーチャンネルを開設するのは初。3月21日からは、特集「世界に広がるバーチャル歌姫 初音ミク~ネットでつながる新進クリエーターたち」を8回にわたり配信する。

朝日新聞社の専門チャンネル「Channel ASAHI」

「Channel ASAHI」では、朝日新聞社の総合情報サイト「asahi.com」に設けられた「asahi.com動画」から、YouTubeユーザーにマッチする動画をピックアップし配信。

現在、『桜島が爆発的噴火』などのニュース空撮動画のほか、『ブルートレイン「富士・はやぶさ」乗車記』『燃料電池車・ホンダFCXクラリティ公道試乗』など約60本の動画を配信している。

また、21日からは、朝日新聞の週末別刷り「be」に掲載される「be report」の取材で撮影した動画「世界に広がるバーチャル歌姫 初音ミク~ネットでつながる新進クリエーターたち」を8回にわたり配信する。

朝日新聞によると、動画の多くは、最大幅1280ピクセル、高さ720ピクセルのハイビジョンサイズで配信。

「動画プレーヤーをHD表示に切り替え全画面表示ボタンを押すと、通常のPC画面のフルスクリーンで鮮明な映像を視聴できる」(朝日新聞社)としている。