京都府警は13日、ファイル共有ソフト「Share」のネットワーク上に児童ポルノ画像を公開したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)の疑いで、京都市伏見区の44歳の塾講師男ら2人を逮捕した。京都府警によると、Shareを使用した児童ポルノ公開の逮捕は全国で初めてという。
逮捕されたのは、塾講師男と、岐阜県岐阜市の46歳の会社員男。
調べによると、2人は2009年1月中旬ごろ、自宅のPCから、児童ポルノ画像をShareのネットワーク上で公開した疑い。
京都府警では、生活経済課、ハイテク犯罪対策室、少年課、上京署の合同捜査本部により捜査を実施。13日、2人を逮捕した。
2008年11月には、長野県警により「LimeWire」を使用しての児童ポルノ公開の摘発があったが、Shareを使用した児童ポルノ公開の逮捕は全国で初めて。
有罪となると、5年以下の懲役または500万円以下の罰金、またはこの両方が科せられることになる。