英CSRは、携帯電話向けにGPSコンビネーションデバイス「BlueCore BC7830」を発表した。チップサイズ11mm2ながら、GPS、Bluetooth v2.1+EDR、FM送受信テクノロジを搭載しており、1チップ上でBluetooth Low Engergyを完全にサポートしている。
同チップは、同社の複数の無線テクノロジをサポートするチップを設計する手法「Smart Integration」を用いることで実現した。これにより、競合の統合チップと比べ、同チップはSi面積を50%以上削減することに成功している。
なお、同社では、同チップを用いることで、携帯電話設計者は、1ドル未満のコストで製品にGPSを搭載することが可能になるとしている。このコストには、シリコンコストだけではなく、必要な外部GPSコンポーネントの費用(GPSアンテナ、関連のフィルタリング部品、クロック部品)も含まれているという。