アビーム コンサルティングは1月22日、CO2排出量やエネルギー問題などから波及するさまざまなリスク(カーボンリスク)に対応するためのコンサルティングサービス「カーボンリスク対策支援サービス」の提供を開始すると発表した。

同サービスは、これまで企業内の一部門での対応にとどまることが多かったカーボンリスク対策を、全社レベルで実施できるよう支援していこうというもの。エネルギー/カーボンマネジメント専門コンサルティング企業の豪エナジェティクスと協業し、同社のノウハウを融合するかたちでサービスを展開する。

カーボンリスク対策支援サービスは、大きく以下の8項目によって構成され、戦略策定や目標設定から測定データに基づく省エネ・CO2削減対策までをワンストップで提供していく。

  1. カーボン戦略策定支援
  2. カーボンマーケティング・コミュニケーション支援
  3. エネルギー/カーボンマネジメント改善支援
  4. カーボンサプライチェーン支援
  5. グリーンIT支援
  6. カーボンクレジット調達・オフセット支援
  7. データ管理システム構築支援
  8. データ管理アウトソーシング

アビーム コンサルティングでは、同サービスの売上目標として、3年後に10億円という数字を掲げている。