文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会は、アート、アニメ、映像、ゲーム、ウェブ、マンガなどの時代を切り開く作品を集めた芸術祭「第12回文化庁メディア芸術祭」を国立新美術館にて開催する。開催期間は2月4日~15日まで。入場料は無料。昨年度の来場者数は4万4,525人となっている。

同芸術祭では、世界44の国と地域から集まった2,146作品の中から選ばれた優秀作品、約170作品を展示する「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」や、"NEXT Dimensions"をテーマとし、科学と文化の融合を目指す研究者やアーティストの創造的な試みを紹介する「先端技術ショーケース'09」などを行う。また文化庁メディア芸術祭や学生CGコンテストの映像作品、約90作品を上映。そのほかにも第12回文化庁メディア芸術祭の受賞者と審査委員によるシンポジウムや、学生を対象としたワークショップなどを開催する。

昨年のシンポジウムの様子

第12回文化庁メディア芸術祭

開催日時 2009年2月4日~15日まで(2月10日:休館日)
10:00~18:00(金曜は20:00)
会場 国立新美術館
入場料 無料
内容 展示
・文化庁メディア芸術祭受賞作品展
世界44の国と地域から集まった2,146作品の中から選ばれた優秀作品、約170作品を展示
・学生CGコンテスト受賞作品展
今回で14回目を迎え、応募総数1,017作品の中から選ばれた優秀作品を展示
・先端技術ショーケース'09
"NEXT Dimensions"をテーマに、科学と文化の融合を目指す研究者やアーティストの創造的な試みを紹介
・Media Art in the World
アメリカ、ヨーロッパ、アジアの代表的なフェスティバルを紹介

上映
・文化庁メディア芸術祭映像作品上映
メディア芸術祭で選ばれた映像作品、約60作品を一挙上映
・学生CGコンテスト映像作品上映
学生CGコンテスト動画部門で選ばれた32作品を上映
・Media Art in the World
世界から10のフェスティバルが集まり、優秀作品を一挙上映

シンポジウム
・受賞者シンポジウム
第12回文化庁メディア芸術祭の受賞者や、審査委員によるシンポジウム
・テーマシンポジウム
「未来をつなぐ」をメインテーマに、変化し続けるメディア芸術をアーティストや、テクノロジストらが語り合うシンポジウム

ワークショップ
学生を対象にした、ミュージックビデオ(MV)を制作するワークショップを開催