メインランドはどーなる

ところで、メインランドについても、土地の使用条件にちょっとした変更がありました。メインランドの風景をエゲツナイものにしているひとつが、節操のない広告でした。それが禁止になったのです。

メインランドの土地は、ユーザーさんの間で売買ができ、価格は自由に設定できます。維持費はリンデンラボに直接支払い、価格は一定しています。セカンドライフでの土地売買の最小単位は16平方メートルのようなのですが、16平方メートルの小さな土地を、随所に購入し、そこに空方向に長く伸びる巨大なカンバンを出している業者さんがいました。そういったカンバン広告が禁止になりました(詳細はこちら)。

土地の所有者の境界線を表示してみると、こんな土地がありました。小さな四角のそれぞれが16平方メートルで別の所有者です。オレンジ色の枠は売り出し中を示していて、チェックすると、99リンデンドルから9,999リンデンドルまでありました

これって、広告を出すためという、普通の使い方をしていたところもあるでしょう。でも、まとまった土地を購入したい人が周囲の土地を買って、敷地内に残った最後の16平方メートルをやむなく高い価格で買う、といったことも起きていたでしょう。または、目障りなカンバンだらけにして土地を安く手放させる、といった使い方もあったかもしれません。

こういった広告を出していた会社は、散在する16平方メートルの土地をもてあましているように見えます。でも、環境シムを手放す人も出そうな中、目先のきく人たちにとっては、この16平方メートルが、新たなビジネスチャンスになっていくのかもしれません。

メインランドは、2008年前半に集中的に追加拡張されたと聞きます。建物が建てられることもなく売りに出されている土地もあります。最初から投機目的の、いわゆる土地ころがしでしょうか。そういう人には、環境シムの変更はうれしいニュースなのかもしれません。

2008年末のメインランドの土地価格は、条件のよくない細切れの土地の最安値が1平方メートル当たり約3リンデンドル。一方、人気の高い海に面した土地などは1平方メートル当たり20リンデンドルを超える強気の価格をつける売り主もいます。メインランドの1シムまるごとを約37万リンデンドル(1平方メートル当たり約5.6リンデンドル)で売り出しているところをみかけましたが、1ドルを262リンデンドルで換算すると約1,400ドルですから、アイランドの初期設置費用の1,000ドルより高い費用です。なお、月間使用料は1アイランド当たり295ドルに対し、メインランドで丸々1シムを所有したときの土地の使用料は195ドルです。

"お金"ばかりが注目されたセカンドライフだけど……

一時期、セカンドライフで儲けた・儲けよう・儲けたい、と騒がれたビジネスの大きな柱が、セカンドライフでの土地の取り引きです。土地ビジネスの才覚のカケラも持ち合わせていない筆者ですが、このヘンテコな世界で出会った世界中の友人たちと細くても長くつきあっていきたいので、こういった少しづつの軌道修正が総合的に良い方向に向かっていってほしいと心から願っています。

こんな地図を見かけました。メインランドのみの大陸地図です。現在、7大陸があり、数字は大陸ができた順と注釈してあります。4番目にできた大陸の名前には、SatoriとMaebaleiaとJapanese Continetの3つが並記されてます。セカンドライフには、ニッポン大陸があったんですね……

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