11月8日(土)、東京・竹橋パレスサイドビルにて、毎日コミュニケーションズとK.I.T.虎ノ門大学院が共催する特別セミナー『キャリアチェンジ特別セミナー ~ITのプロからビジネスのプロへ~』が開かれる。参加費は無料。

同セミナーは、ITエンジニアからコンサルタントへの転身を考える方を対象にしたもの。エンジニアとして培った経験を生かしながら自身の付加価値を飛躍的に高める方法について、3名の講師が解説していく。

一般的なキャリア指南に終始せず、「重要思考」や「要求開発」など、実務で活用できる思考法や戦略的フレームワーク、方法論にまで踏み込む点が大きな特徴。日常の業務にも活かせる、"即効性"の高いセミナーとなっている。

第一部の講師を務める山岸耕二氏

第三部を担当する三谷宏治氏

ビジネス領域の"開発"プロセス

第一部の講師を務めるのは、豆蔵 代表取締役社長の山岸耕ニ氏。

山岸氏は、要求開発アライアンス理事長を務め、要求開発方法論「Openthology」の策定を主導した人物。「要求はあるものではなく、開発するものである」という命題のもとにビジネス領域の"開発"プロセスを模索してきた氏が、その活動の中で知り得たノウハウを紹介する。すでに要求開発を学習済みの方々向けに、新たな領域に踏み込んだ最新の取り組み状況にも触れる予定だ。

キャリア支援のプロがポイント指南

第二部は、キャリアインキュベーション 代表取締役社長 荒井裕之氏が担当する。

荒井氏は、リクルートに10年間勤務した後、雑誌typeの発行元であるキャリアデザインセンターにおいて営業責任者・専務取締役などを務め、関連会社の社長を経て、2000年に独立創業した経歴を持つ。数多くの人材のキャリアアップを支援してきた氏が、キャリアチェンジのポイントを解説していく。

「重要思考」でコンサルタントの基盤を築く

そして第三部では、K.I.T.虎ノ門大学院 主任教授の三谷宏治氏が講演。

『週刊東洋経済』などで豊富な執筆経験を持ち、経営戦略や発想法の分野で名高い同氏が、自身が考案した思考法「重要思考」をベースに、コンサルタントに必要な視点/考え方を紹介する。ボストンコンサルティンググループおよびアクセンチュア戦略グループにおける20年間の経営コンサルティング業務を通じて培われた知見が紹介される貴重な機会だ。

セミナーへの応募はこちらのページから行える。定員100名の先着順であるため、興味をお持ちの方は早めに登録してほしい。