シーバランスは25日、企業の地球温暖化対策を支援する新ビジネスシステムを発表した。現在知的財産権申請中の同システムは、自動車を含む燃焼装置を持つ企業に対してシーバランスの省エネ装置を無償で貸与し、同システムで創出されるCO2削減量の排出権を第三者承認を得て、企業側から省エネ装置の無償貸与の対価としてシーバランスが譲渡を受ける仕組み。

ビジネスシステム概念図

新システムは、

(1)導入費用をかけることなく地球温暖化対策が実現できる
(2)CO2排出量の多い自動車・燃焼装置等でのCO2削減が可能
(3)導入企業のCO2削減の他、国内で創出される低コスト排出権により政府の目標達成に貢献できる
(4)地球温暖化対策の先駆け的取り組みとして企業の社会貢献が実現可能

といった特徴を持つ。 シーバランスは同システムを活用し、産業部門および運輸部門でのCO2削減の早期実現に繋げたいとしている。