OKIデータは22日、タイの生産拠点であるOki Data Manufacturing (Thailand) Co.,Ltd.(以下、ODMT)において、従業員の家庭におけるCO2削減活動をサポートする取り組みをスタートしたことを発表した。

同社では、従業員の地球温暖化防止に対する意識を高めるため「ストップ・地球温暖化キャンペーン」を開始。キャンペーンロゴ入りTシャツの配布や募金活動のほか、従業員が家庭で使用している白熱灯から電力消費量の少ない電球型蛍光灯への無償交換や、自宅近郊への植林用に1,000本の苗木を配布したとしている。

従業員の家庭に植林された苗木

今回、同キャンペーンにおいて無償交換された電球型蛍光灯は、電力消費量が白熱灯の約4分の1と少ない上、寿命は約6倍長いという。これまで、同社が参加中の地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」でも白熱灯から同蛍光灯への買い替えを推奨していたが、白熱灯の8~10倍という価格の高さが普及のネックとなっていた。そこで同社では、蛍光灯交換を希望した100名の従業員の家庭に電球型蛍光灯を無償交換。これにより、年間約3.6トンのCO2削減効果(1日5時間点灯した場合)が見込まれるという。

なお、同社は今後も継続して、世界各地で働く従業員の家庭におけるCO2削減活動をサポートしていくとしている。