今回で2回目の開催となるレイアウトソフト「Adobe InDesign」ユーザーのためのイベント「InDesignコンファレンス2008東京」が7日、東京の青山TEPIAホールで開催された。初日は、「InDesign対QuarkXPress世紀の真剣勝負!?」など今注目の話題を取り上げ、8日のキーノートは、小説家でありInDesignユーザーでもある京極夏彦氏が登場する。開催期間は9日まで。
1日目は、キーノートとしてグラフィックデザイナーの戸田ツトム氏による「InDesignの原始から/紙へ…インタフェースの近未来を考える」やクオークジャパンのテクニカルコンサルタントである河野博史氏による「QuarkXPress8日本語新機能レビュー」などの講演が行われた。中でも注目浴びたのが「InDesign対QuarkXPress世紀の真剣勝負!?」。+Designing誌、小木昌樹編集長の司会のもと、InDesignユーザーでありデザイナーの大里浩二氏とクオークジャパンの河野氏による、両ソフトを用いての比較検証デモンストレーションが行われ、会場は大いに盛り上がった。その模様は後日詳しくレポートでお伝えする。
また8日は、米Adobe Systems社のInDesignシニアエバンジェリスト、ティム・コール氏らによる「InDesign最新情報!」、9日には、welle design代表である坂野公一氏による「InDesignによる装幀術からエディトリアル、インフォメーションデザインの実力」など、注目すべき講演が開かれる予定だ。